DISNEY DOLLARS · GUIDE
ディズニーダラーの種類
約29年間で紙幣はどう変わっていったのか。
全5回シリーズの第2回はクラシック期とテーマ期、二つの時代を辿ります。
1987年に誕生し、2016年に販売を終了したディズニーダラー。約29年間の歴史がありますが、実際に発行された紙幣を見ていくと、大きく1987〜1999年と2000〜2014年の二つの時代に分けられます。
ここでは、それぞれの時代にどのようなディズニーダラーが作られたのかを見ていきましょう。
基本デザインを受け継いだ「クラシックシリーズ」
1987年、最初のディズニーダラーとして登場したのは、1ドルのミッキーマウスと5ドルのグーフィーでした。その後1990年に10ドル紙幣も加わり、1ドル=ミッキーマウス、5ドル=グーフィー、10ドル=ミニーマウスという組み合わせが基本となります。
1987年から1999年までのディズニーダラーには一部例外の年もありますが、基本的にはこのデザインが受け継がれました。
2000年、ディズニーダラーのデザインが大きく変化
長く続いた紙幣デザインに大きな変化が訪れたのが2000年です。新しいミレニアムを迎えたこの年、ディズニーダラーにも従来とは異なる記念デザインが登場しました。
そして2000年以降は、それまでのように同じ基本デザインを繰り返すスタイルから、毎年テーマやデザインを変更するスタイルへと移っていきます。ここからディズニーダラーは、パークで使う「ディズニーの通貨」であると同時に、その年のディズニーを記録する記念紙幣としての性格を、より強くしていきました。
毎年変わるテーマとデザイン
2000年以降のディズニーダラーには、さまざまなテーマが採用されています。
パークの周年を記念したもの、映画公開と連動したもの、その年のパークイベントをテーマにしたもの、さらには人気キャラクターやアトラクションを主役にしたシリーズなど、その内容は多彩です。
このため2000年以降のディズニーダラーは、デザインを見ると「当時のディズニーではどのようなイベントがあったのか」を知る手がかりにもなります。
基本となる額面は1ドル・5ドル・10ドル
ディズニーダラーの基本的な額面は、1ドル・5ドル・10ドルの3種類です。ただし発行後期になると、1ドル紙幣のみが発行され、5ドルや10ドルが作られない年も見られるようになります。
最初で最後の「50ドル紙幣」
ディズニーダラーの歴史のなかで、ひときわ特別な存在が50ドル紙幣です。50ドルという高額面のディズニーダラーが作られたのは、後にも先にも一度だけ。2005年、Disneyland開園50周年を記念して発行されました。
2005年はDisneylandにとって大きな節目の年であり、ディズニーダラーでも50周年を記念したさまざまな紙幣が登場しています。その集大成ともいえるのが、この50ドル紙幣でした。
同じ「ディズニーダラー」でも、時代によって楽しみ方が違う
約30年に及ぶディズニーダラーの歴史を振り返ると、大きく二つの楽しみ方が見えてきます。
クラシック期(1987–1999)
ミッキー、グーフィー、ミニーという基本デザインを軸に、発行年やシリーズ、希少性の高い年度を追いかける楽しさ
テーマ期(2000–2014)
周年イベント、映画、キャラクター、アトラクションなど、その年ならではのディズニーを一枚から楽しめる時代
自分なりのテーマを決めて集められることも、ディズニーダラーというコレクションの魅力です。
